取引と援助の違い?

「取引」と「援助」の違いについて考えてみました。

 

「取引」って、いわゆる交換することです。例えば、物とお金、お金とサービスなど。

自分が何かを与える代わりに、相手から何かをもらうのが「取引」です。そして、その約束が「契約」ですね。ですから取引をする時には契約を交わすことになります。f:id:enjorno:20190508225134j:image

 

一方で、援助とは、困っている人を助けることをいいます。それは一方的に与える行為です。

 

この取引と援助、「自分が相手に何かを与える」という事は同じでも、与える側の動機が全く違いますよね。

 

「えんじょるの」は、その名の通り「援助」をベースにした仕組みです。だから助ける人と助けてもらう人の間に契約はありません。

 

昔からある近所の助け合い…例えば足の悪い高齢者の代わりに、近所の人が買い物をしてきてあげる。そして、そのお礼に感謝の気持ちとして高齢者は500円を差し上げる。これって援助関係ですよね。

しかしこれが取引関係になると、「買い物をしてくること」、そして「500円を支払うこと」、それぞれが「義務」になってしまいます。

 

なんだかとても味気なくないですか?

結果は同じでも、ちっともハッピーになりませんね。

 

つまり、「援助関係」は、相手に見返りを求めてしまった途端に「取引関係」に変わってしまうと言う事かも知れません。

 

「えんじょるのが、この先も決して取引関係にならないように・・・」

 

契約だらけのこの世の中ですが、これからも「えんじょるの」は、そんな繋がりを提案して行きたいと思います。

 

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