この度の参議院議員選挙、私が尊敬する政治家の、宇都隆史さんが落選しました。この方は、僕の大学の2年下の後輩で、共に防衛大学校4年生の時に、奇しくも「34中隊学生長」という同じ役職を担った間柄でした。
今から2年前の事ですが、彼が外務副大臣をしている時に、私は議員会館を訪れて、彼に「えんじょるの」のシステムを日本中に広めたいので力を貸して欲しい!とお願いした事がありました。すると彼は、「この仕組みはとても良いので、直ぐにでも厚生労働省に話をするべきです!」と言って、すぐさま厚生労働省にアポを取ると、ナント厚生労働副大臣にもプレゼンさせてくれたのです。そしてその後は、厚生労働委員長にまでプレゼンさせてくれました。正に猪突猛進!(笑)彼はそんなエキサイティングな体験をさせてくれた方でした。
そして今回の選挙での彼の街頭演説。YouTubeで拝見しましたが素晴らしい演説でした。政治的思想については人それぞれの判断になりますが、少なくとも彼は次の世代が生きる日本の未来を、本気で考えている政治家である事が伝わる演説でした。
だから彼に当選して貰いたかった…
しかし日本は、なぜ自身の考えの表明もできない元アイドルや芸能人が当選して、政治家として本当に実力がある彼が落ちるのか。不思議でなりません。
この原因は、恐らく日本国民の多くは、政治家に対して「何の仕事をしているか分からないのに高い給料を貰っていてけしからん!」という不信感とねたみが根本にあり、要は「政治家が嫌い」な人が多いからこの様な選び方につながってしまっているのではないかと思ってます。
次の世代が担う日本を少しでも良くしようと考えていないという事です。情けない…
そこで私は考えました。
こうなったら国民の性質を逆手にとって、宇都さん今後俳優か歌手になりましょう!純烈のメンバーに入って歌って踊るのです。恐らく話題性抜群で宇都さんならすぐに大人気になります。そして次の選挙でトップ当選しましょう!
冗談で言ってるのではありません。本気です。なぜ私がこんな事を考えたかというと、それにはちゃんと理由があります。それは、私のヤングケアラーのweb漫画「48歳で認知症になった母」がとても人気があり、この漫画が世の中へヤングケアラーの存在を伝える事に大きく貢献しているのです。いくら私が大真面目で講演会をしても、世の中の人は誰も聞こうとしません。せいぜい集まるのは多くて100人程度。でも漫画なら、皆が自ら関心を持って見ようとするので、多い週で100万人以上の人がアクセスするのです。コレがつまり漫画の威力。エンターテイメントの伝達力です。だから、宇都さんも徹底的にエンターテイナーとして、知名度と人気を上げさえすれば、皆が宇都さんを通じて政治に関心を持つ様になり、宇都さん自身も選挙で当選するという事です。
神様も神の言葉を伝えるために、この世にイエスキリストと言う人の形になって降臨されました。同じように宇都さんも、政治の言葉を伝えるためにアイドルになるのです。
宇都さん、いかがでしょうか?