7/30はマキ・奈尾美さんのコンサート本番です。
このコンサートの素晴らしさは言わずもがなですが、今回のコンサートには有名なバレエダンサーが出演されるのです。その名も岩田守弘さん。この方、ナントかの有名なボリジョイバレエ団の外国人初のソリストを務めたすごい人なんです。
と言う訳で今日はバレエの話。
何を隠そう、私もバレエを1年だけ習っていました。もうすっかり成人した22歳の時。なぜなら私は、当時本気でプロのタップダンサーを目指していたので、「ダンスの基本は、バレエだ!」と聞きかじった情報を元に、真剣にバレエを習っていたのです。
「プリエ、プリエ、グランプリエ〜」
「シェネ、シェネ、ダブルターン」
なんて言いながら女子に交じって毎日一生懸命踊っていました。
当時私は、よくレッスンの前に一人でターン(回転)の練習をしていました。最初は一回転するだけでバランスを崩してしまうのですが、毎日繰り返してると段々と上手くなり、やがて二回転(ダブルターン)ができる様になり、そのうち軸をぶらさずに保てる様になると何回転でも回り続ける事ができる様になるのです。そしてこれができる様になると、自分がすごくダンスが上手くなった気になってとても面白い!
いつもレッスンスタジオでは暇を見つけてはクルクル回っていた記憶があります。
結局、その後プロのタップダンサーになるの夢はたったの2年間で挫折してしまったのですが、その後実業団のアメフト選手になった際に、このターンをする能力が凄く生きたのです。
それはボールを持って走っている時の事でした。タックルに来た選手をかわす時に、このターンがすごく効き目があるのです。
目の前にタックラーが現れた時に私がクルッとターンすると、相手にしてみたら一瞬目の前から私が消えてしまう様に見える為、目標を見失ってしまうのです。そうすると私は相手をスッとかわせるという訳です。
そのターンを使って相手をかわした映像が残っていました。白いユニフォームチームの1番後ろの位置にセットしている選手が私ですよ。
まさか、誰もこのターンをバレエのレッスンで教わっていたとは知らないでしょう…(^^)
そしてあともう一つ、ダンスを習っていた事で面白い事がありました。それは、アメフトチームのチアリーダーの皆さんに私のダンスが大好評だった為、アメフト選手ではなく、なんとチアリーダーとしてスカウトされた事でした。
もちろん丁重にお断わりしましたが、今思えばやっておけば良かったかなぁ・・・(笑)