唐突ですが、昨日心の中にある情景が思い浮かびました。そこで「その情景を絵に描こう」と思って、A4コピー用紙に水彩画を描いてみました。
どんな情景が思い浮かんだかというと、子供が不思議な生き物の背中に乗って楽しそうに夜空を飛んでいるという、何ともメルヘンチックで49歳のおじさんには似合つかわしくない絵です。
なぜこんなイメージが思い浮かんだのだろう?何かのお告げ?
・・・自分でもわかりません。
とにかくそんな訳で、私の頭の中のイメージを描いてみました。それがこちらです。
どうですか、この画力!まるで小学生が描いたような絵!(笑)
描いているうちに、自分の中にある物語が浮かんできました。それは、この子供たちは家庭で虐待を受けているかわいそうな子供達で、昼間は辛い現実の中で苦しんでいるけれど、夜眠りについたあと夢の中でだけ童心に帰って心から笑うことができている、そんな悲しい物語です。二人の顔に痣があるのはそのためです。
そんな感じで、昨日は思いつくイメージをそのまま表現してみました。なぜこんな物語が浮かんできたのかはわかりませんが、おそらく自分の心の奥に「子供たちに幸せな時間を過ごさせてあげたい」という願いがあるからのような気がしています。
連日報道で流れる子供の虐待やヤングケアラーのニュースを聞きながら、未だにコロナ禍でマスクや行動制限を強いられている目の前の子供たちの姿を見ていると、今の世の中は「大人が我が身を優先して子供の幸せを奪っている」、そんな世の中になってしまっている様に感じてしまいます。
昨日は絵を描きながら、そんなしんみりとした気持ちになりました。