昨年の暮れに、幼馴染のFちゃんが突然亡くなりました。くも膜下出血でした。
私と彼女は山間の田舎の小さな学校で保育園から中学を卒業するまで共に過ごした幼馴染。
半年前にその彼女が「えんじょるの」のクラウドファンディングに支援してくれ、それを切っ掛けに30年ぶりに繋がり、時々ラインで近況報告などを始めた矢先の突然の訃報…
私と同じ48才。ナントも言えない喪失感を感じています。
こうやって人は皆、この世のステージから静かに降りていくのですね。
私達が日々思い悩んでいるこの世の悲しみや苦しみ。死はそれらを一瞬で過去の記憶に変えてしまいます。それは寂しくもありますが、逆に言うと
「だからそんなに悩まなくていいんだよ」って私たちに言っている様な気もします。
思えば自分の人生にはいつも死の感覚がありました。もしかしたら人一倍小心者だから、心の底で死が怖くて忘れることができないからなのかも知れません。
でもそのおかげで、私はその時々を全力で後悔なく生きることができた気がします。これって死が与えてくれた幸せなのかも知れません。
もしかしたら死は悲しみではなく安らぎ。失うことではなく元の場所に帰ること。
そう考えれば死も前に進む力に変えられるのかな。
Fちゃん「えんじょるの」に力を貸してください!