信頼する条件

私の職場では、面白い風習があります。それは、「お茶当番」なんです。

古き良き昭和の事務所って感じでしょ〜

 

このお茶当番に当たった人は、10時と3時に事務所にいる全員に、給湯室でインスタントコーヒーをつくって出すのですが、今日は淹れていただいたコーヒーを飲みながら、何気なくこんなことを思いました。

f:id:enjorno:20200112140800j:image

「もしこのコーヒーに毒が入ってたら、俺はイチコロだな」

 

今、「こいつ…バカ」って思ったでしょ?

コーヒーを淹れてくれた方に大変失礼な事は分かってます。もちろん普段はそんなことを全く疑わずに、美味しくコーヒーをいただいているわけですが、何故か今日はふと思い浮かんでしまったのです。

 

でも、確かに万が一の可能性としては…ゼロではありませんよね。

ではどうして私は、普段このコーヒーに毒が入っていないと信じて飲んでいるのでしょうか?

 

よーく考えてみたら、それは4つの信頼から成り立っていました。

 

1つは、コーヒーを入れてくれた同僚と言う「顔見知りへの信頼」です。「まさか同僚の〇〇さんが私のコーヒーに毒を盛るなんてあるはずがない!」

 

もう一つは、ネス○フェゴールドブレンドと言う「ブランドへの信頼」です。

「まさかこの超有名な製品を作っている会社が、俺の命を狙って珈琲の中に毒なんて入れるはずがない!」

 

そして3つ目は、「多数への信頼」です。「他のみんなも飲んでるし、誰も倒れてないから大丈夫だろう」

 

最後は、「経験による信頼」です。「今まで大丈夫だったから、今日も大丈夫に違いない!」

 

…何となくわかりませんか?

この4つの信頼があるから、私は毎日何も疑わずに、美味しくコーヒーが飲めると言うことを発見したのです。

 

「えんじょるの」では、知らない人どうしをマッチングするという仕組みそのものに不安があると言う意見もいただいています。

 

どうやったら、見知らぬ人を信頼して買い物を頼むことができるのか。

 

先程の、

1「顔見知りへの信頼」

2「ブランドへの信頼」

3「多数への信頼」

4「経験による信頼」

解決のヒントは必ずこの中にあるはず!

膨大な仕事のノルマに追われているにもかかわらず、コーヒーを飲みながら名探偵気分に浸っている今日このごろでした…

コメントを残す