昨日KADOKAWAより完成した漫画が届きました。
11/2販売開始に向けての、プロモーション用です。さっそく読んでみましたが、自分の話しながら
「泣ける~」!
これ、下手に私が講演会するよりも、これを読んでもらった方がヤングケアラーの気持ちを理解してもらえると思います。
この漫画の中に、私がとても思い入れのある場面が描かれています。それは、私が中学生の時に徘徊していなくなった母親を探しに行き、見つけて母の手を引いて家に帰るときのシーンです。あの時見た夕陽の美しさ・・・今でもはっきり覚えています。母と二人で夕焼けの前に立ち尽くして、私が「夕焼けきれいやね」と母に言ったら、母が「きれい・・・」と答えたのです。
当時母は、かなり認知症が進行し、普段はまともな会話も成り立たなくなっていました。話をしても支離滅裂な答えしか返ってこない為、私も声を荒げることも多くとてもストレスを感じていました。
でもこの夕陽を見た時は、何だか母と久しぶりに気持ちが通じた気がしたのです。
皆さん、是非読んでみて下さい。とても面白くて感動する本だと思います。
ちなみに、実はこのシーン、別の方向にも波紋が広がっております。それは、このシーンをメインテーマにした歌が完成し、そしてその歌が、来月の11月19日にCD販売されることになったのです。
歌の題名は「ユルラン」 作詞は私で、作曲と歌はマキ・奈尾美さん。
自分で言うのもおこがましいのですが、滅茶苦茶いい曲です。なぜ、この曲が出来たかについては過去のブログをご覧ください。↓こちら
https://enjorno.blog/2020-12-09-%e4%bd%9c%e8%a9%9e%e3%82%92%e3%81%99%e3%82%8b/
このブログのサイドバーに(スマホはスクロール画面の最下部)に漫画の販売サイトとCDの販売サイトがありますので覗いてみて下さい。